アーサナをやればやるほど自己を養えるし、教え方もわかってくる。

2015年夏秋 指導者養成 和歌山

2015年10月31日

こんにちは。

2015年の7月〜10月まで開催していました、和歌山でのヨガ指導者養成コースが修了しました。この4ヶ月間、どうもありがとうございました!みんなで本当に素晴らしいときを過ごしました。

月曜から金曜まで携わっていることはみんな色々、そして土日に集合して学ぶという4ヶ月。普段の生活とともに進んだ指導者コース。みんなそれぞれ、自問自答し、自分を認識しながら、自分なりに前進されていた日々だったようです。私自身もコースと共に一歩一歩進みました。

テクニックを教えることは容易いけれど、ヨガとはテクニックを教えることではないということをしっかり学ばれたのではないでしょうか。ヨガとは、ポーズのやり方や意識的な体のコントロールを伝えていくものではなく、正しい情報に基づいて生きて、自己の智慧を養っていくこと。これを伝えていくのは容易いことではありません。以前、Bhagavan がレクチャーの中で「君たちはね、ヨガを伝えないといけないよ。」と話してくれました、「うわ〜、これは深すぎる!」と思いました。何層もの深みを感じる とともに、それに携わっていけることに人生の意義を感じました。

この4ヶ月間、自分を意識的にコントロールせず解放し、無意識にすべてをあずけてゆくアーサナの稽古を積み重ねました。悪循環に陥らないように、ヨガに携わる上で大切な精神世界の社会の歴史を観察しました。ヴェーダやタントラ、仏教などの観点から宇宙観を勉強しました。形而上学の土台となるサンスクリット語の基礎にも取り組みました。もちろん、指導練習にも励みました。

たくさん学び、たくさん笑いました。和歌山の海でもヨガを行ったりしたのでとても解放的にすすみました。忙しい生活の中での週末勉強は大変なことが一つ増えるように聞こえるかもしれません。でも、リラックスしないとヨガは学べないので、リラックスしながらコースに取り組んでいただきました。だから、このコースは苦にならずに、とても楽しくとても充実した時となったようです。私も週末が待ち遠しくてたまりませんでした。わきあいあいと進み、みんなの親密度もどんどん高まっていきました。

最後の一人一人の挨拶がとても印象的でした。みんなが様々な思いで学び、しっかりと進んでゆく。一人一人の経験がとても尊いものだ実感しました。これからが本当に楽しみですね。

これからも、リラックスして生きていきましょう。

そして、リラックスすることで養われる智慧をシェアしていきましょう。

本当にありがとうございました。