
TTC300(RYT500)コースについて
2020年&2021年に、TTC300 (RYT500)コースを開催します。これは、すでにRYT200を取得されている方が対象です。各スクールによって内容は色々ですので、この記事ではシュリカリの特徴を「哲学」に関してお話いたします。
多くのスクールではヨガ哲学として「パタンジャリのヨガ・スートラ」・「バガヴァッド・ギータ」・「ウパニシャッド」が参考にされていると思います。
シュリカリでは、これらの本に対して別の角度からアプローチしてヨガ哲学を深めていただいています。
「パタンジャリのヨガ・スートラ」・「バガヴァッド・ギータ」・「ウパニシャッド」、この三つの源にあるものはインドの聖典「ヴェーダ」。専門用語がちりばめられたこれらの書物は、小説のようにすらすら読めるものではありません。専門用語を理解していなければ、単なる神話として読んでしまったり、ハウツー本のレベルまで落としかねないというのが、古代の哲学の取り扱い注意なところです。
シュリカリでは、この専門用語をわかりやすく紐解いてゆきます。
専門用語が理解できるようになってくると、「そういうことだったのか!」と合点のいくことが、ヨガの学びにおいて増えてゆきます。
誰もが気軽に始められるヨガですが、実はそこには人生の智慧がつまってます。だからこそ、深いところもしっかり理解した上でヨガを伝えていきたいですよね。
現代社会でヨガを妥協することなく、伝統的な教えをしっかりと伝えられる指導者になっていただきたいなと思っています。そうすれば、伝える側も伝えられる側も意義深いヨガの時間を過ごせるようになるのではないでしょうか。