ありがとうございました!2022 高野山 RYT ヨガ指導者養成コース

2022年09月03日

全国から集まってきてくれた皆と過ごした幸せな20日間の様子を、シェアいたします。

 

大の字でシャバーサナになって自分を解放しよう。これが本来のヨガへの大きな一歩。

自分をコントロールすることなく、自由に自分を活かしていこう。これが伝統的なヨガの本質。

ものごとの本質が埋もれがちな社会ですが、このコースでは、みんなこうして気持ちよくヨガの練習をして、毎日少しずつ本質へ近づいていきました。

 

 

高野山では、いろんなことを体験しましたね!

みんなでご飯に行ったり、各自で金剛峰寺に行ったり、奥の院に行ったり、山を歩いたり。夜中に和歌山の山奥に行って星空を眺めた方まで。壇上伽藍の西塔での青空瞑想にも参加しました。報恩院のお庭でも遊んだり。

町内会のお祭りでは子供たちのスーパーボールすくいがとまりませんでした笑。

 

 

毎朝、アーユルヴェーディックマッサージ。

疲れやだるさが取り除かれ、朝から良いスタートをきりました。

また、ヨガの指導者は体を知る必要がありますよね。理論ではなく、実際に相手に触れて感じること、とっても大切です。

 

 

高野山大学の図書館を訪問。素晴らしい精神哲学本がたくさんです。

 

 

コース参加者にとって印象に残っているのは、きっと毎日の美味しいご飯でしょう!

女将さんとお手伝いに来てくれていた方々が、肉・魚・野菜の美味しい料理を日々愛情込めて作ってくれました。朝昼晩と毎回違う!

「食べることは大事!みんなに元気に過ごしてほしい!」という思いが、報恩院さんの台所から毎日伝わってきていました。

写真はフレンチトーストの朝、みんな興奮気味。

 

 

夜は、色々なテーマに基いたレクチャーで学びを深めました。

本当のヨガとは?

ヨガを整理し、自分を整理し、社会の仕組みを整理していきました。みなさん、大きな視点から自分の人生を観察できるようになられたのではと感じています。

私は毎回の養成コースでこう確信しています。誰もが、本質をつかんで自分に満足して生きていくことができると。本来的な教えは、必ず、自分の内側から幸せな自分引き出してくれると。

また、師匠バガヴァンのレクチャービデオも見て学んでいきました。バガヴァンは、あらゆる教えをわかりやすく、かつ、ダイナミックに教えてくれます。

自分の心が開かれていくと、師匠の一言一言が細胞レベルに染みわたっていきますね~!

 

 

報恩院さんが森林ツアーを企画してくださいました。

森林浴を楽しみながら、高野山の山々が生かされ続けている貴重なお話を副住職さんからお聞きしました。

子供たちといると、いろんな決めポーズがでてきます笑。

 

 

こちらは、名古屋の律子先生が主催してくれている句会の様子。

俳句を通して、高野山TTメンバーも他の先生たちと心を通わせました。

高野山ではすっかり秋を感じながら日々過ごしていました。秋の光が柔らかかったですね。TTメンバーは、高野山の秋とヨガが溶け合っているような句を詠まれた方が多かったです。

 

 

 

「ヨガを伝える」ってどういうことだろう?

最初は、アーサナの名前など覚えられない…など焦ってしまいますが、数回指導練習した後は大丈夫でしたね。アーサナ名は徐々に覚えていけます。

ヨガの指導者とは、ポーズのやり方といったテクニックを伝えるのではなく、もっともっと大きなことを。

そう、「人間として心地よく生きていこうよ。」そんな道を一緒に歩んでいくような感じです。

 

 

修了式は壇上伽藍にて。

みなさん、この20日間で本当に成長されました。これは驚きではなく、真摯に伝統を学ぶと必ず誰もが成長できる!んです。

 

 

もちろん、報恩院さんでも記念撮影!

住職さん、副住職さん、女将さんをはじめ、報恩院のたくさんの方々のおかげで、私たちは、毎日元気に幸せに過ごすことができました。

ヨガを練習する、レクチャーを受ける、これもコースの大事なところでしたが、今回は、報恩院さんの愛に溢れた暮らしの中に学ぶことも多かったと思います。

また、ご覧の通り、小学生と中学生のお子さんも2名参加してくれました。子供たちの清い心から学ぶことは無限でした。

 

 

開催期間中のレポは下記リンクより。レポではショートビデオでもご覧いただけます。

 

 

他にもたくさん経験しましたが、多すぎて書ききれません…

ご参加いただいた皆さん、ご協力くださった皆さん、本当にありがとうございました!

Shri Kali Japan
中口朋子