2023年秋 高野山ロングリトリート

瞑想・ヨガ・アーユルヴェーディックマッサージの毎日。自分の心と体を労わろう。

 

神聖なエネルギー溢れる高野山で、心豊かな時間をゆったり過ごしましょう。

瞑想・マッサージ・呼吸法・ヨガの他、心理学や哲学のわかりやすいお話会や勉強会、密教僧侶指導の高野山文化体験など。多様なプログラムをお楽しみいただけます。

お泊りいただく宿坊は壇上伽藍近くの「報恩院」。

ご住職と女将さんの思いやり、女将さんの美味しい手料理、芯から温まるお風呂、伝統的な宿坊の趣は報恩院さんならではのおもてなしです。

 

調和のゼロ、
禅の平和、
弘法大師の愛が灌（そそ）がれる
「高野山ロングリトリート」

 

8泊9日または4泊5日です。●項目をクリックしてご覧いただけます。

 

● 基本情報
● 高野山ロングリトリートで経験していただけること
● スケジュール
● プログラム内容
● 高野山と宿坊「報恩院」
● メイン講師 中口朋子
● お問合せ＆申込

 

 

 

【開催催行人数】

5名

 

 

 

 

このリトリートでは、様々な実践や勉強会を毎日楽しむことで、「体の生理機能そして心や感情のありよう」に色々な変化がもたらされます。非常にありがたいことに無限に変化があるのですが、次の三つの側面からご紹介します。

 

● 浅い呼吸から深い呼吸へ

日頃は気にかけることもない自分の呼吸ですが、とっても大切ですよね。呼吸が変われば体の内側が整い、心が穏やかになり、考え方がポジティブになっていきます。

呼吸を司る肺は、それ自体に伸び縮みする機能はないですが、肺を取り囲んでいるスペース（胸腔）が動くことによって肺も動きます。私たちはこの胸のスペースを動かすことに慣れていないため、呼吸が浅くなってしまっています。そこで、このスペースを動かす筋肉（特に肋間筋と横隔膜）の柔軟性を高めて、酸素と二酸化炭素のガス交換を促し、呼吸を深めていきます。呼吸が深まることで、酸素が体中に巡らされるので感情が落ち着き、思考も明晰となっていきます。

胸式でも腹式でもない、もともと備わっている全体的な呼吸で内側から健康になっていきましょう。

 

● 自律神経のバランスを整える

私たちのほとんどの内臓は自律神経系の交感神経と副交感神経によって支配されています。仕事や人間関係のストレスに打ち勝つため、内側の機能を抑えて、外側を対処していく「闘争と逃走の反応」が自律神経によって支配されています。一方で、頑張った体の内側の機能を促進または回復させてくれる「リラックス反応」は副交感神経によって支配されています。このリトリートでは、普段頑張りすぎている自分を労わり、副交感神経の働きを取り戻し、自律神経のバランスを整えていきます。内臓器官の働きが正常になると、毎日清々しい気持ちで生きていくことができるようになります。

 

● 幸せホルモン「セロトニン」の分泌をうながす

セロトニンは、私たちに満ち足りた気持ちを与えてくれる幸せホルモン（脳内の神経伝達物質）です。忙しい生活の中で現代人はセロトニン不足です。それどころか、不安や緊張が続くと、脳からの指令を受けて副腎皮質からストレス物質とも言われる「コルチゾール」がたくさん分泌されます。コルチゾールが増えると高血圧や糖尿病などの病気につながる恐れがあります。瞑想やマッサージ、ヨガの練習を継続して行うことで、精神的そして身体的なストレスによる悪循環を断ち切ってセロトニン分泌を促していきましょう。優しい感情が生まれ、心に平和が訪れます。