カリキュラム ③ヴェーダの教え|RYTヨガ指導者養成コース

2021年01月08日

Shri Kali での学びをわかりやすく表現してみると以下のように分類することができます。

①実践
②指導
③ヴェーダの教え
④社会と人間
⑤身体論

「実践」すればするほど「ヴェーダの教え」を理解できるようになり、
「社会と人間」の仕組みが見直されると「実践」から競争が消え、
「ヴェーダの教え」が身にしみると「身体論」は物質論から抜け出し、
もちろん、
「実践」が深まると「指導」に深みがでてきます。

 

すべてを融合して学んでゆくのが伝統的な学びの特徴です。今回は、③ヴェーダの教えについて詳しくお話いたします。

ヴェーダの教えを学んでみたいけれど古代インドの教えは難しそうと思われる方も多いかもしれません。でも、私たちの考えをニュートラルに戻して学ぶとその教えが心に染みてきます。そうすると、ヨガが単なるストレッチ運動ではなくとても奥深いものであるとわかるようになってきます。

 

 

ニュートラルな視点

では、Shri Kali ではどのようにして「ニュートラルな視点」が取り戻されるか、ですね。

 

1つ目は「人間と社会」の仕組みを見直してみることです。

当然と思っていた社会や教育システムなどその歴史を追ってみてゆくと、不必要な介入により本当のところが歪められていることが多々あります。ここを整理してゆくと、時代や人の意見に左右されずに正確に物事を判断できるスキルが身についてきます。

この社会の仕組みをばっちり理解できる本もご紹介しますのでお楽しみに。ヨガをしていなくても世界中のみんなに読んでいただきたい本です。

 

2つ目は「アーサナ」を練習をすればするほど無駄な考えやエゴが落ちてゆきます。

頭だけで考えていても解決しないことってよくありますよね。そんな時は身体に任せるのが一番。シュリカリのヨガの練習方法はモダンなヨガとは全く違います。心から自分をリセットしてくれます。

「ヨガの練習は身体で哲学を学ぶ時間」と考えてみるとわかりやすいですね。身体はホント優れものです。

 

3つ目は「専門用語を正確に学ぶ」ことです。

ネットで情報を得て満足してしまう時代ですが、実はヨガの教えの基本中の基本である「ダルマ(本来的な自分)」という概念ひとつとっても、本当の意味はウィキィペディアでの説明とはかけ離れています。Shri Kali では、ありがたいことにサンスクリット語を熟知された師匠 Bhagavan の教えに基づいて学んでいただいています。養成コースではわかりやすい言葉や例を使って専門用語をご説明いたします。

ふたを開けてみると専門用語で述べられる世界は私たちに馴染みやすいものだった!と実感される受講者の方が多いです。

 

 

人生で役立つ教え

このようにしてニュートラルな視点を養いながら、ヴェーダの教えにはいってゆきます。

ヨガとは何か、それは色々な言葉で述べられると思いますが、ひとつに「正しい世界観を持って生きてゆく」ことです。幸せに生きれるにこしたことはないので、人は楽しく前進しようとします。友達と遊びに行ったり、いろいろな資格や新しいことにチャレンジしたり、買い物したり。。。でも、なぜか満たされないということも多くないですか?そう、必要なのは心からの満足です。

例えば、競争社会という世界観を持って新しいことにチャレンジしつづけていては一生競争まみれです。

でも、ヴェーダが語る本来的な世界観を持って新しいことにチャレンジすると、それは自分の精神性を高めてくれるので心から自分に満足できるようになってゆきます。

 

自分って何だろう
人生って何だろう
生きるって何だろう

 

学べば学ぶほどやってくる、なるほど!と腑に落ちる「アハーモメント」の連続をお楽しみに。

 

写真は、精神的な教えが今も習慣として残っているインドのベナレス(手前はガンジス河)です。

 

 

Shri Kali Japan
2021年 RYT 200&500 ヨガ指導者養成コース

◇ 3ヶ月土日祝日集中コース|和歌山市 5月〜7月
通学 9:30 – 17:30
和歌山市にて

◇ 20日間 密教の聖地「高野山」で宿坊合宿コース|8月〜9月
宿坊での合宿&オンライン
密教の聖地「高野山」にて

学びの全体像とコースの詳細は以下のページよりご覧頂けます。
https://shrikali.jp/course/