全米ヨガアライアンスRYTについて
ヨガの資格を取得しようと思って探し始めるとよく目にするのが、このRYTという用語やロゴ。Q&Aスタイルでご説明いたします。
Q. 全米ヨガアライアンスとは?
ヨガ指導者養成コースの基準を定めている、アメリカの組織です。この組織がRYTやRYSをとりまとめています。
Q. RYTとは?
RYTとは「Registered Yoga Teacher」の略で、直訳すると「(全米ヨガアライアンスに)登録されたヨガの先生」という意味です。
Q. RYSとは?
「Registered Yoga School」の略で、直訳すると「(全米ヨガアライアンスに)登録されたヨガの学校」のことです。このような登録校で学ぶことでRYTの資格を取得できます。
Q. RYT200・RYT500とは?
●RYT200
TTC200 (Teacher Training 200時間)を受講し修了することで、RYT200の資格を得ることができます。
●RYT500
この資格を取得するためには2つの方法があります。まず1つめに、TTC200 とTTC300を受講し修了することで、合計500時間受講&修了したこととなりRYT500を得ることができます。2つめに、TTC500のコースで一気に500時間受講&修了することでRYT500を得ることができます。
Q. RYTを取得できる学校では同じことを学ぶの?
いいえ。各学校は全米ヨガアライアンスに登録して養成コースの基準を満たしていますが、その基準内で自己の流派を提供しています。シュリカリではインドに昔から伝わる伝統的なヨガをお伝えしています。
Q. スクールで学んだらすぐRYT登録または認定になるの?
スクールで修了証をもらった後に登録するという流れになります。ヨガアライアンスのページで自分の名前や修了証を登録し、入会費や年会費を支払います。ただ、登録は義務ではないため個人の判断によります。日本では、登録と認定という言葉が同じような意味で使われています。
シュリカリでは、ご希望の方には登録手続きを無料で代行させていただきます。遠慮なくお知らせください。
Q. RYTを持っていたほうがいいの?
RYTは世界的に認められたヨガの資格であるので「信頼性」という面で社会的に役立つことが多いです。
ヨガとは自己の精神性を磨いていくことであるので、資格の有無に関わらず「ヨガの指導者」&「ヨガの実践者」として成長を続けていきたいですよね。
Q. シュリカリで取得できるものは?
シュリカリアシュラムでもシュリカリジャパンでも RYT200・RYT500を得ていただくことができます。
●RYTこぼれ話。。。
Q. RYTは世界中で役立つの?
アメリカやカナダでは役立つかもしれません。でも、例えば、ポーランドなどでは別に大きなヨガ団体があるようで、RYTを持っていてもあまり意味がないようです。イギリスではBWY(British Wheel of Yoga)というヨガ団体がありますが、ヨガアライアンスが人気になってきているようです。だから、国によって違いますね。
Q. RYTを持ってると何か特典はあるの?
アメリカ人やカナダ人には色々と特典があります。例えば、アメリカ人&カナダ人のヨガの先生対象の保険があります。これはありがたいですよね。また、アメリカ人対象に大手のヨガウェアやヨガマットなどの割引があります。こういう特典があるから RYTの登録をしていると話すアメリカ人の方も多いです。
最近では、日本人に向けた特典(例えば保険など)もできました。
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●資格とヨガについて、私の思うこと。
ヨガと歩む人生の第一歩としてしっかり勉強し資格を得ることはとてもいいことだと思います。資格社会の日本でも役立ちます。でも、第一歩を踏み出した後は資格にとらわれず、本来的なヨガの精神を持ち続けて自己をさらに高めていくことが大切だなと思います。
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上記の資格以外にも、ヨガアライアンスはマタニティやキッズヨガ関係などの資格も提供していますが、ここでは基本的なものだけ説明させていただきました。