2018年7月 高野山ヨガリトリート ありがとうございました。

2018年07月18日

7月連休の高野山ヨガリトリートが終了しました。ご参加いただいたみなさん、どうもありがとうございました。

今年は7月と9月に開催させていただくので、7月はヨガ初心者の方やシュリカリ初の方向けに行いました。シュリカリアシュラムで学ばれているヨガを、3日間で学んでいただくというのはそう簡単ではありません。でも、1日目、2日目、3日目と少しずつ学ぶことによって、やはり「体はわかっているんだな」ということを改めて実感しました。

私たちは日々ストレスを感じたり、また、例えば、社会的にこう言われているからこうしなければならないというアイデアだけで前進してしまったりしています。でも、少し立ち止まって、リラックスしてヨガをして、リラックスして人生哲学に耳を傾けることによって、体の内側からじわじわと感じることがあります。

結局のところ「何が大切か」は、私たちの体が一番よく知っているんです。

ヨガをする時も色々と頭で考えてヨガをやりがちになったりしますが、体にまかせきると、すべてが上手く流れます。

ヨガ経験者でもシュリカリのヨガを体験してみると、今までやったことのないやり方に衝撃を受けられる方が多いです。「あったようでなかったヨガ」と表現された方が以前いらっしゃいました。シュリカリのヨガは、大昔から存在していたんだけれど、現代社会で生きている私たちが忘れてしまっていたと言ってもいいかもしれません。

シュリカリでは、ヨガを原点から行います。3日間、原点からヨガアーサナを実践することによって、少しずつ少しずつ自分の生まれ持った気持ちよさに気づいていただけたのではないでしょうか。

また、ヨガ以外の観点としては、タントラ。タントラとは何か、密教とは何かというお話もしました。シュリカリでは、タントラという哲学を基盤として、ヨガアーサナの練習を行っています。

絶え間なく生み出されるヨガと名のつくものを試しつづけるのではなく、自分の身体に負担をかけないヨガアーサナを実践し、インド哲学・仏教・密教などの観点からも学んでいければ、それは本来的な意味で「ヨガ」を学ぶことになると思います。

ご参加いただいたみなさん、そして、いろんな観点でいつもサポートしてくださってるみなさん、どうもありがとうございました。

9月もどうぞよろしくお願いします。