RYT養成コース参加の感想|優しく紡がれていくような感覚

2022年12月18日

2022年和歌山
RYT200取得

 

・・・

養成コースで学んだ3ヶ月の間の経験は、これまでの人生・身体・自分自身の感情や心の置き処・周りの人間関係と、〝私〟のすべてに影響を与え、散らかってバラバラになってしまっていた自分の中の色々なものが、いつの間にか優しく紡がれていくような感覚でした。

久しぶりに、穏やかな自分に会えた時は本当に嬉しかったです。

身体の面では、初めはリラックスの仕方、体の使い方がわからず、1つ1つのポーズではどうすれば身体が楽なのかわからない状態。少しずつ力を抜いていけるようになり、それと同時に自分にも素直になれた。

かと思えば、その後、アーサナの度に節々が痛く「シュリカリヨガもうできないかも。」と諦めかけていた中、いつもなら全身筋肉痛が起こるはずの山登り後、「アレ?」筋肉痛がない…その後は、自然とアーサナ中の痛みもなくなりました。

外側が痛くても内側は整っていて、見えないところで変化は起こっていること。

流れとともに痛みもなくなり、いつの間にか心地よくなっていることを実感しました。

伝統的な教え、哲学、アーサナの効果、共に学ぶ仲間の存在、和歌山の自然etc…すべてが絡み合って、自身の中で科学反応が起き、身体と同じように、自分自身の色々な状況が意図せずとも整っていくことは、当事者ながら「このヨガすごいな。」と思いながら今日までがあります。

形而上学的な観点から学ぶ・全体から学ぶというシュリカリの学びのコンセプトをビシビシ体感した日々でした。

正確には、恐れから、身体の表現にブレーキをかけてる自分がいたり、無意識に「もっと、もっと」と刷り込まれてしまっている脳の繰り返しがあったり。コンディショニングが多い自分に諦めそうになったり。葛藤とこれまで深く刷り込まれてしまっていた他人の価値観。

色々な状況も勝手に整った訳でなく、リラックスできたことで、タフな状況を自然に流れていくことができました。

「シリアスになりすぎず、relaxを繰り返す。脳は繰り返しが好き。本物の経験で更新していく。」シンプルなフレーズが、合理的な視点に自分を置いてくれるお陰で、たち止まらず進んでいけています。

ありとあらゆる要素が組み込まれている伝統の“形”を伝授してもらえたことで、形を守り伝えていくことなら、自分らしく1歩踏み出せると感じています。

伝統の教えは、優しく安全で確実で、やっと肩の力を抜いても大丈夫と思えました。

諦めずに、進んできて良かったです☆