「世のイロハに気づく」 − ヨガのコンシェルジュ? –

2019年12月16日

色々な分野で見かける「コンシェルジュ Concierge」という言葉

この前、友人の会社に「育児コンシェルジュ」がやってきたという話を聞きました。核家族化が進んでおじいちゃんおばあちゃんと接触がないと、育児や家事を助けてもらうこともできず、育児の智慧みたいなものも伝わらず。だから、忙しく働く人々のために、企業が育児コンシェルジュを招くのは、一つの解決策なのかなと。

おしゃべり好きなこの友人は、今度は自分が「育児コンシェルジュ」として講演するという。彼の場合は、しっかりとお金のこともからめて話すに違いない。それはさておき。

物事がカタカナ語になると、

新しさ
軽さ

というイメージで近づきやすくなりますが

中身がなくなる
言い換えているだけ

でもあるかなと思います。

普段自分が使っている言葉もそうだなと。以前、ヨガのワークショップをするときに、ある生徒さんから「先生、ワークショップって何?何かつくるの?」と聞かれたことがあります。確かに、工房とか工作というイメージもありますよね。

知らないうちにカタカナ語を使っているけれども、気をつけないと魂が抜かれちゃいそうです。