指導者コース:解剖学

2017年05月23日

シュリカリでのヨガ指導者コースのクラスでは様々な観点から学んでいます。解剖学もその一つです。実際に自分の身体で試しながら、または他の人の体の骨や筋肉を触ったりしながら、人間の構造を学んでいます。

毎日私達は体を動かしていますが、その動きがどのようにして起こるのかなんて考えませんが、人間の体の構造を学ぶと「そういう仕組みで体が動くのか。。。」など納得したり、または体の賢い構造に驚くことがしばしばあります。

ヨガアーサナでは、様々なことが養われますが、肉体的な観点の一つとして、骨格のバランスが整えられるということがあげられます。そして、体の効率性がよくなります、つまり、体を楽に使えるようになってきます。これを意識的に養おうとすることには限界があります。自分を解き放ってアーサナを行うと無意識レベルから体の効率性が良くなります。つまり、骨や筋肉を観察する際にも、その背景にある神経系なども含めて学ぶと、アーサナを「意識的に行う」のではなく、「無意識に任せる」ことが大切であるとわかるようになります。

体について深く学んでいくと、それは形而上学レベルと同じくらい、とても奥深い科学であることがわかります。